初めて活動する顧問に聞く ~シリーズ1~

顧問

2019年08月30日(金)掲載

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これからi-commonにご登録いただく方に、安心してサービスを利用いただくため、初めて顧問として活動されている方の声を、シリーズで掲載させていただきます。
顧問(個人事業主)として活動され始めたきっかけや、活動する上で心がけていることなど、登録を検討されている方々にご参考になるようなお話をうかがいました。


プロフィール:H氏(50代) 専門領域:電力・エネルギー

 情報・通信・インターネット業界の外資系企業に勤務し、大規模な金融機関向けシステムを中心にソリューション導入に従事。ITコスト削減の提案などに関わる。その後電力会社の情報系子会社に転職。電力自由化の対応、新電力事業会社向けの専任コンサルタントとして、事業立上げ支援、全業務の組み立て・システム導入および事業改善コンサルなど幅広く実施。
30年間のIT業界及びITコスト削減支援のノウハウ及びここ数年の電力自由化における新電力事業支援のノウハウを活かし、エネルギービジネス全般でのビジネスモデル立案や事業支援・業務支援を展開中。

独立のきっかけ ~やりたい事が、できるかできないか~

独立を考えたきっかけは、キャリアの後半、新電力の仕事に関わる中でのことでした。大それたことかもしれませんが、「電力の自由化を成功させたい」という強い想いがありました。そのために自分は何ができるのかを考えたとき、それは内部コストをいかに抑える事ができるかであり、これができるのは新電力事業だと思いました。しかし、このままいくと新電力事業は淘汰され元に戻ってしまう。そうならない為にはコストを抑える必要があり、それを実現するには自分は何ができるのかなど考えるなかで、「自分のやりたい事が、できるかできないか」が会社に属して働くか、独立して個人としてやっていくかの判断になりました。

また、明確な目標である「新電力を残したい」「地方の再生エネルギー、基盤づくりに貢献したい」との強い想いが、自身を独立の道へ推し進めました。
とはいえ、自身だけの営業では幅が限られおり、i-commonに登録することで、自身だけでは接点の持てない企業の案件に関わることができ、自身のやりたいことできる場所に繋がるとの思いからi-commonに登録しました。

登録後、思っていたよりも早く案件の相談をいただき、契約に至るまでに、営業コンサルの方から案件内容を伺うことや、支援先企業との打ち合わせ等を実施しました。
こういった場面で私は常に、自分自身が支援先企業からの相談案件を、「支援できるのか、支援したいことなのか」を意識してヒアリングすることを心掛けています。

一方通行ではなく、一緒になってプロジェクトを進める

i-commonで初めて関わらせていただいている案件は、電力小売事業に関する新規事業の立上げ支援です。支援始めるに際して、プロジェクトの目的やゴールの共有、検討が必要な優先順位を提案し、支援先企業と一緒に動きながら事業計画を策定する支援を行っています。
まずは、企業様の現状を把握しながら、新電力に関して不足している部分の知識をインプットしてもらうところからスタートしています。

支援をするなかで意識していることは、自身による一方的な支援にならないようにすることです。支援先企業のプロジェクトメンバーが納得をして経営層に対して提案ができる状態をつくることが大事だと思っています。その状態をつくるために、プロジェクトメンバーに自分で考えてもらう環境をそのために課題を出すなど、時にはヒントを出しながら、一緒に考えながら取り組むことで、受け身にならず主体的にプロジェクトを進めてもらうことができると考えています。

支援のなかで確認する3つの言葉

プロジェクトの期間にもよりますが、「やるべきか、やりたいか、できるのか」を聞くようにしています。
一つ目の「やるべきか?」は、支援しているプロジェクトを本当にやるべきなのかということです。支援が始まり時間が経過すると、そもそもの目的やゴールが曖昧になることがあります。そういった時には、必ずメンバーの方にこれを問いかけ、確認するようにしています。

二つ目の「やりたいか?」は、そもそもプロジェクトに対して情熱はあるのかということです。思いのないなかでは意思をもってプロジェクトを進めていくことはできません。またモチベーションが下がっているメンバーに改めて気持ちを確認する意味でも、問いかけながら思いをもってプロジェクトを進めてもらうようにしています。

そして三つ目の「できますか?」は、能力的な問題の部分です。社内でできること、顧問や外部パートナーを使う部分を明確にしながら支援をし、サポートの中でできるようになる部分に関しては、スキルアップできるよう支援していきます。

 プロジェクトを進める上で様々な状況がありますが、上記の3つの言葉を投げかけつつ、時には環境を変えてみながら、ファシリテートし進めていきます。
今回の支援はまだスタートしてばかりですが、支援先企業様の新規事業に貢献できるよう尽力していきます。

最後に

個人事業主として独立して約1年ですが、一人でできることには限りがあるため、「時間の使い方」には意識をして活動しています。やらないことを徹底して切り捨て、100%自身がやりたいことに対して使える時間をいかに作るかを意識して動いています。
またこれまでに、現役時代のネットワークで依頼をいただいたネットコラムや、書籍の執筆が、自身のチャネルを広げることに繋がっています。当然自身としても新規開拓はやりますが、紹介をいただくことも増えています。会社という看板がなくなっても信用して仕事の依頼をもらえるよう、引き続き努力し、電力の自由化の成功のために自分ができることをやっていきたいと思います。

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