サービス導入事例

株式会社丸井グループ

売上:
1000億円以上
業種:
小売

新規事業

コンテンツ業界に知見を持つアドバイザーを活かし、新規事業のスピードアップを図る

アニメ事業部企画課 担当課長
  • 村林 佳樹 氏
  • BEFORE導入前の経営課題

    アニメ・コンテンツ事業に参入するが、業界に知見が乏しいため、スムーズに事業を進めることができなかった

  • AFTER導入による成果

    アニメ・コンテンツ業界に幅広いネットワークを持つアドバイザーを迎え、業界知識の習得及びネットワークの構築が促進された

前例の少ない外部人材の活用

小売り店舗やクレジットカードなどを手がける丸井グループが今、アニメ業界関係者やファンの間で注目を集めている。
丸井といえば「ファッション」や「カード」のイメージが強かったが、実はアニメやゲームといった「コンテンツ」事業にも2010年頃から取り組んでいる。2015年秋には準備室、2016年春には「アニメ事業部」も正式に発足しているのだ。

「当社は小売り店舗、クレジットカードを中心に事業を展開してきましたが、どうしてもそのイメージが強く、アニメ事業に関しては、消費者の方はもちろん、業界内や社内ですらまだまだ浸透できていないと感じています。例えば、店舗でアニメ関連のイベントを展開すると、現場レベルでアニメ関連企業の方と知り合う機会はあるのですが、私どもとしてはもっと広範囲にネットワークづくりを進めていきたいという思いがあります。しかし、自社のリソースだけでアニメ業界にネットワークを築くのは、限界があるなとも感じていました」とアニメ事業部の村林氏は語る。

そこで注目したのが、外部人材の活用だった。
「まず、この事業を成功に導くために重要視したのが“スピード感”です。日々新しいコンテンツが生まれ、トレンドの流れも速い業界で、いかにビジネスチャンスを捉えていくか?それを考えた時に、外部人材の活用というのは有効な手段のひとつでした」

しかし、実例の少ない環境では外部人材を活用することに抵抗はなかったのかという疑問も湧くのだが「既存事業とは別の新しい事業をやろうとしているなかで、むしろ外部からのアドバイスは積極的に取り入れていかなければという思いはありました。しかし、当社はどちらかというと社内人材を活用する社風なので、外部人材を登用することは簡単ではありません。そこでまずは部内で意見を募り、外部人材の活用についての意思を確認したうえで、詳細な社内プレゼンをしました。その甲斐あって、上司からもバックアップをいただくことができました」。そこで、選ばれたのがi-commonだった。

i-commonを知ったのは、営業からのアプローチだったと村林氏。
「偶然にも外部人材の活用を考えていた時にi-commonの営業さんからサービスのご紹介を受けました。話を聞いてみると、まずはそのフレキシビリティに興味がわきました。外部のコンサルタントを頼むと、多額の費用が発生したり、長期の契約が必要であったりというイメージを抱いていたのですが、i-commonは期間も必要に応じて決められますし(もちろん延長も)、費用も月額で契約できる柔軟さがありました。それで、i-commonの営業さんから複数のご提案がありましたが、最終的には専門家M氏に参画いただくことにしました」。

アドバイザーから得たマーケットの知見とネットワーク

世界的なキャラクタービジネスを展開する企業やゲーム会社で豊富な経験を持つM氏を迎え、新たな取り組みが開始した。
M氏がプロジェクトに参画し、まずは今後の展開を検討している領域のマーケットや商習慣に関する情報収集を行うことに注力した。
「今後、私どもが加えて展開したい領域は今までと異なる領域です。そのためには、業界の仕組みをしっかり理解した上で、足掛かりを築きたいという思いがありました。Mさんからアドバイスいただいた内容は自分たちでは容易に得ることができないものでした」と村林氏。

M氏のアドバイスをもとに自社内にノウハウの蓄積ができたあと、本来の目的である業界のキーマンとのネットワークづくりを開始。
「外部の専門家であるM氏からは業界の知見もそうですが、それ以外にもコンテンツ業界に豊富なネットワークをお持ちですので、様々な方との接点を持てたことも財産になっています」と村林氏は語る。
業界で長年の経験を保有している専門家をアドバイザーとして活用し、ノウハウの蓄積を行い、着実にネットワークづくりを進めることができた。

事業のスピードアップを目指し、フレキシブルな人材活用を

準備室開設から数えると約3年が経過する中で、現在は映画やアニメの製作委員会にも名を連ねるようになった。事業規模も徐々に大きくなってはいるものの、まだまだ課題もあるという。そこで村林氏は適切な外部人材の活用を心がけているという。

「i-commonを活用してみて感じるのは、私どもがアドバイザーの知見を活かして、何がしたいか?というところを明確にしなくてはいけないということ。それを明確にしないと、いかに優秀な方がいてくださっても、先へは進まないんです。現在は各コンテンツ企業様と実験的にイベントなどをやらせていただいているのですが、何のためにやっているのかを明確にしておかないと、せっかくのアドバイザーの知見がもったいないですよね」と村林氏は語った。

「この3年間は“とにかくやるんだ”ということで走ってきましたが、そろそろ既存事業への貢献をどのように果たしていくのか?新たな収益源としてはどんな展開をしていくのか?を固める時期にきているのかなと思っています。そこで重要なのが前出の“スピード感”だと思います。そういう意味でアドバイザーの存在は、これからもこの事業を助けていただく、ひとつのファクターかもしれません」。

「アドバイザーとは、基礎的な認識の共有から戦略の構築、実行に至るまで、同じ目標に向かって支援していただきました。私どももアドバイザーには厚い信頼をおき、約1年半にわたってi-commonのサービスを利用させていただき、一旦目処がついたので、現在はお休みしています。今後、事業の展開次第では、また適任アドバイザーをお願いするかもしれません。i-commonはフェーズやテーマごとに必要な知見をお持ちのアドバイザーをご提案いただけるので、事業を停滞させることなく、短期間に目標へと向かうことができます」と村林氏。

今後もi-commonを活用して、事業のスピードアップに取り組みたいと語った。

企業名
株式会社丸井グループ
設立
1937年3月30日
従業員
5,548名
売上
2.370億円
事業内容
小売事業、フィンテック事業をおこなうグループ会社の経営計画・管理など

担当顧問より

誰もが知っている丸井様からのご依頼をi-common様を通じてご支援をさせていただきました。昨今はどの企業様も事業活性と拡大を続けることは非常に難しい環境が続いている状況下で、消費者に自社の特色・特徴を訴えることに粘り強くトライされており、その中で「アニメ・キャラクタービジネスを事業化したい」ということでスタートしました。今回は自身の経験・ネットワークをご案内し、キャラクタービジネスに関するノウハウを「実働型」の形で提供させていただきました。メンバーの多くは若い人で構成され、好奇心が旺盛で座学で話していても非常に前向きで、かつ真剣な講義と打合せができました。今後は丸井様が「新しいキャラクターマーケティング」を編み出されることを祈念しております。

登録顧問 M氏(60代) 大手自動車メーカー等を経て米国キャラクターライセンス会社の日本法人に入社し、国内外の映画・キャラクターIPの有効なビジネス開発に長年携わる。その後シンガポールでアニメ制作を中心としたエンタメ企業を設立し、東南アジアを中心に日本とのエンタメビジネスの架け橋となるべく活動中。JETROの海外進出支援パートナーとしても活動している。

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