顧問紹介

柾谷 知輝

得意分野:
物流

総合商社で培ったトータルロジスティクスで
企業のビジネスモデルに合った物流を提案

PROFILE

1993年に伊藤忠倉庫株式会社(現・伊藤忠ロジスティクス株式会社)に入社。以来20年以上にわたって伊藤忠商事グループの物流に携わる。幅広い商材を取り扱うなかで、国内の運送手配、食品倉庫の管理、輸出入通関などの経験を積み、通関とそれに付随する貨物の保管・配送業務等を担当、トータルロジスティクスに関する新規客先の開拓・獲得に貢献した。2014年伊藤忠ロジスティクス株式会社を退職。現在は個人事業主として、物流一筋で培ったノウハウによる仕組み改善、サプライチェーンマネジメントの最適化等を得意としている。

顧客の社内にSCM部を立ち上げ、
数百万円のコストダウンを実現

大学卒業後に伊藤忠ロジスティクス株式会社に入社し、伊藤忠商事グループの物流に携わってきました。総合商社の商材は裾野が広く多岐にわたり、衣食住関連はもとより、化学製品や自動車関連、一般雑貨等あらゆる貨物を取り扱います。私は長く通関部に所属し、横浜港で通関業務を担当していました。通関の仕事は、貨物の現地引き取りと船の手配に始まり、横浜港に入ったあとは関税を納めて保管、国内配送でエンドユーザーに運ぶまでの全ての行程を担います。ありとあらゆる商材が届くとともに、海外と日本との窓口でもあります。国内外への目配りが必要な物流のコアともいうべきマネジメントを経験できたことは、現在の自分にとってのノウハウのベースになっていますね。

その後、伊藤忠商事の物流部門の分社化に伴い、通関の業務だけを集めて設立した株式会社カンロジで、京浜港における通関業務全般、営業業務での東京の責任者を任されました。通関業務は税関のチェックについて厳しいマネジメントが必要です。その中で、貨物のセキュリティ管理や法令遵守の体制が整備された事業者には、税関手続きが緩和される「AEO制度」というものがあります。そのAEOマネジメントのスキルや、国内外の物流手配、倉庫の管理、輸出入通関等のトータルロジスティクスのノウハウを積み上げました。

同社在籍時には、ある顧客の物流網の整備を進めたことによって、年間数百万円のコストダウンを実現する成果を挙げたことがあります。その総合商社では、自分の担当する商品の輸送を、営業担当が独自の判断で各々の物流会社に個別に発注していました。そこで私が営業を仕掛け、社内にサプライチェーンマネジメント(SCM)部を立ち上げて、バラバラだった物流網の一本化に成功。物流の全体コストは大幅に低減し、年間数百万ほどのコストダウンが実現できたのです。この仕組みを他社にも提案し、新規数十社の開拓につながるなど大きな成果を挙げました。

最適な輸送手段などを組み立て、
物流の全体最適化を実現する

20年以上にわたって物流の第一線で仕事をしてきたなかで、母の介護の必要が生じたことから、2014年に伊藤忠ロジスティクス株式会社を退職。その後は介護をしながら、時間を見つけて物流に関する業務スキルを上げるべく研鑽を積んでいきました。2015年には国際複合輸送士の民間資格を修得、ほかにもMBAスクールに通うなど、ノウハウのアップデートに努めた時期でしたね。

やがて母の介護の面では、良いヘルパーさんが見つかって私の負担が軽減したこともあり、物流の現場への復帰を考えました。そして、2017年に株式会社横浜君嶋屋に入社し、日本酒の外務省在外公館向けの入札案件、日本酒・焼酎の輸出、自社ワインの国内配送業務等を担当しました。同社での仕事は、お酒の世界の奥深さを知るなど興味深いものでしたが、ずっと自分の中にあった「起業したい」という思いを実現すべく、2018年に思い切って独立。株式会社マサヤカンパニーを設立し、自分自身がこれまで培った物流・ロジスティクスのコンサルティング事業をスタートすることにしたのです。

個人として活動する現在は、何よりもお客様と同じ目線に立ちながら、一緒に現場を見ていくスタンスを大事にしています。i-commonからの紹介案件ももちろん同様。お客様が自社の物流について課題を感じていらっしゃるなら、私は自ら現場に入っていって、問題点を探っていきます。ただ、物流における問題点は、どこか1点を解決すれば良くなるというものではありません。問題点を細分化して見極めながらも、物流・ロジスティクス・SCMの全てを最適化していく総合的なマネジメントが欠かせないのです。その意味でも、私が総合商社で培ったトータル物流のノウハウが活きてきます。

たとえば、物流部門がない、あるいは兼任しているような中小企業の物流改善の支援として、クライアントのビジネスモデルに合った制度構築をご提案できます。スピードアップやコストの合理化、最適な輸送手段等を組み立て、物流の全体最適化を実現。またSCMの最適化については、原材料からエンドユーザーまでの効率的な供給のチェーンを見直し、無駄を無くして販売実績を上げるノウハウのご提供が可能です。企業の規模や課題感に合わせながら、最もふさわしい物流体制を構築します。

物流は絶えず動いているからこそ、
現状を改善していくことが必要

モノを動かす物流の仕事は面白く、大きなやりがいを感じてこれまでキャリアを重ねてきました。総合商社で培った物流だからこそ、多様な商材を扱え、いろいろな範囲やスキーム、方法があります。その組み合わせはまさに無限で、自分で考えながら、最も効果的な手段や方法をお客様に提供していくわけです。

そして、物流は絶えず動いていますから、常に現状を改善していかなければなりません。だからこそ、終わりがないのです。加えて、いかに売るかの戦略、つまりビジネスの裏側には必ずモノをどう運ぶかという要素があり、ビジネスの成功には欠かせないポイントになり得ます。だから物流は面白い。だからこそ、絶対に必要なのです。

そうした商材の幅広さや、多岐にわたる方法をノウハウとして有しているのは、私が総合商社の物流を経験してきたからこそでしょう。その意味でも売りとなる部分は、商品知識の豊富さと、物流の守備範囲が広いこと。温度管理や重さの制限などは重要で、それを網羅して知っているからこそ、現場に即した支援ができるのです。あらゆる商材を扱ってきたトータル物流のノウハウがあるのが大きな強みといえます。

私はこれまでのキャリアを通じて、石油化成品や樹脂などのケミカル関連、青果などの生鮮や加工品なども含めた食品卸、飲料や建材関連の物流などで特に実績を積んできました。ほかに、ジュエリー業界についても、あるメーカーの物流を手掛けたことで高い知見を有しています。あらゆる商材を幅広く扱ってきた総合商社物流の経験がベースにありますから、どんな業種・業態でも対応可能ですし、幅広いサポートを提供いたします。新たな業界や商材に出逢うワクワク感のなかで、物流を変えることで、企業に新たな可能性が広がるチャレンジをこれからも続けていきたいですね。

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