顧問紹介

近藤 敦

得意分野:
新規事業、
海外

シリコンバレーで主流の
プロダクトマネジメント手法を用いた
海外新規事業開発に強み

PROFILE

1999年に電子材料メーカーである株式会社弘輝に入社。2年目から欧州法人、製造拠点設立プロジェクトリーダーとなり、以降ヨーロッパ各国での業務経験を蓄積。2007年にフォスター電機株式会社に移り、モバイルオーディオの営業開発に従事。10年以上にわたる家電業界での経験をもち、最新技術、特に音響技術、電子技術に高い知見をもつ。その後、アマゾンジャパンや米国音響メーカーなどで実績を積んだ後、2017年に独立。現在は海外での新規事業支援や製造関連の新規事業開発支援を中心に手掛けている

海外進出プロジェクト責任者として
欧州への初進出と法人化を成功

最初に入社した電子材料メーカーでは、海外営業担当や海外進出プロジェクト責任者としてヨーロッパへの初進出と法人化を成功させ、現地責任者として販路拡大や拠点拡大に努めました。ヨーロッパ製造業のグローバルな現場で、現地法人管理職からQA、車載や産業機器など幅広い業界への技術営業まで、ものづくりに関わるあらゆる業務を経験したことは今も自分の武器になっています。2社目の電機メーカーでは技術営業、商品開発リーダーとしてオーディオメーカー向けのODMビジネス開拓やオーディオ製品のODM開発を経験。iPodドックやワイヤレススピーカーの新製品開発を行うなどの新しいビジネスを創出し、2007年に新たに立ち上げたビジネスは、世界の著名ブランドからヒット商品の開発を数多く受注するところまで成長しました。

この時に、シリコンバレーでは主流となっている「プロダクトマネジメント」の手法を商品開発の現場で学ぶことができました。プロダクトマネジメントとは競合と市場と自社技術を見た上で、適切なタイミングで適切な製品やビジネスを市場へ導入していく手法です。日本ではマーケティングやプロジェクトマネージャーのポジションと混同されるケースが多くありますが、感覚値や経験値だけでなく、理論立てて分析し管理するのが本来の手法なのです。現在は、製造業を中心に、このプロダクトマネジメントの手法を活用しつつ、新規事業の立ち上げや新商品企画の支援、アドバイスを行っています。

このように、10年以上にわたるメーカーでの経験から、音響機器をはじめとする家電の最新技術や電子技術に明るく、市場動向を睨みながら、ニーズに合わせた商品や商品プラットフォームの企画・開発、 営業戦略の立案、実行まで一貫して支援が可能です。さらに18年にわたる海外ビジネス経験で身につけた高いレベルの英語力と、ヨーロッパへの7年の駐在経験で培った海外拠点管理、海外事業のマネジメント能力は自負しています。世界の最先端を行くマネジメントや商品開発、ビジネス推進、組織作りについても高い経験値を有しています。

40歳を過ぎて、自分が築いてきたキャリアや能力をフルに活かしたいという思いと、自身のスキルの価値が市場でどう評価されるのかを知りたいという思いもあって独立しました。現在、新規事業開発支援で国内大手企業3~4社、海外ベンチャー企業の日本進出支援について2~3社を支援しています。i-commonの紹介で、自分自身の営業力や人脈では手の届かない企業やプロジェクトの案件に携わることができ、とても刺激的でやりがいを感じていますね。

フランス、ドイツ、オランダの
現地視察を経て新規事業開発を支援

直近では国内の大手金属メーカーから、「新規事業として、技術力に優れた海外ベンチャー企業に投資をしたい」「一緒に新たな技術を育てていきたい」という要望の案件がありました。やや大まかな切り口からの話でしたので、まずは担当者に海外ベンチャーのリアルな温度感を感じていただくことから始めました。私が毎回足を運ぶ、世界でも有数のスタートアップの展示会に担当者の方をアテンド。世界各国から集まった海外ベンチャーの最先端の情報や空気感、ビジネスの実情について肌感覚を得てもらったわけです。

私自身多くの実績を重ねてきた、ヨーロッパのビジネス事情を紹介していく中で、次に具体的な研究施設や事業分野について知りたいという要望が出てきました。そこで、概況を説明するよりも実際に見聞してもらったほうが早いと考え、自分の人脈や現地の新規事業に関するネットワークを駆使し、同企業の担当者をフランス、ドイツ、オランダ3ヶ国の現地視察に2週間お連れしたのです。

視察期間中には、オランダの王子とも面談しました。王子は、国を代表してベンチャー企業のスタートアップ支援を牽引する存在で、友好的で意義のある打ち合わせとなりました。ほかにドイツの展示会では、金属素材のベンチャーキャピタルのトップとの商談を設定し、フランスではお客様の要望だった研究所の視察をコーディネートしました。先日、同研究所との間で新規ビジネスが始まりそうだという話を聞いて、私もうれしく思っているところです。

私は特にヨーロッパでの業務経験が豊富であり、実際に長く生活してきたことから、現地のビジネスマンと同じ目線で話ができるのが強みといえます。ビジネスの慣習はもちろん、相手のパーソナリティや思考の特性についても深く理解できると考えています。日本のビジネスマンが出張ベースでポンと行って得てくる人脈よりも、さらに2段も3段も深く現地の人間関係の中に入っていくことができます。その後につながる濃密なコネクションを得ることができる点で決定的な違いがあると思いますね。

海外の実績と技術的な知識をベースに
現地でのビジネスの立ち位置をつかむ

私が顧問として支援させていただくときには、お客様側の要望や価値観などに合わせながら、スタンスを柔軟に変えていくことを重視しています。かつて家電業界にいたときに、ODMの業務を担当するなかで、英国欧米の様々な国々の会社の中のODM開発メンバーとして、お客様の社内の一員として仕事をすることも多々ありました。会社各々のスタイルはもちろん、チームのカラーや特徴に合わせて同じ目線で入っていくことを得意としていました。

ときには、一歩引いたスタンスで、外部から有益かつ希少な情報を提供する役割に徹する一方で、実働型でメンバーと同化して一緒にやろうという空気感の中でプロジェクトに臨んでいく、という案件もありました。面談時からお客様の意向やご要望を丁寧にお聞きした上で空気感をつかみ、ふさわしいスタンスでサポートしていくことを心がけています。

現在は、当初多かった製造関連の新規事業開発やODM、家電やオーディオの製造マネジメントの仕事から、海外のベンチャー企業やオープンイノベーションに関する案件が増えてきています。自分自身、市場のどこに自らのポジションがあるのかを常に見極めながら強みを発揮したいと考えています。技術や方法論、トレンドも日々変わりますから、常に勉強し続けることはもちろん、自身のスキルやノウハウの棚卸しを定期的に行っていくことも大事にしたいですね。

海外での実績と技術的な知識をベースに、経験に裏打ちされた洞察力で業界の動向を掴みながら、各企業の現地でのビジネスの立ち位置を見極めることができるのも強みでしょう。「御社のこの技術は、海外でも非常に優れている」という評価や、「海外のビジネスシーンでこう役立てられる」「こんな分野で求められている」といった具体的な要素について、外部のコンサルタントならではの新鮮な視点で話ができます。各企業様の優れた技術を海外の市場で活かすために、できるかぎりの支援をしていきたいと思います。

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