顧問紹介

伊串 久美子

得意分野:
経営全般、
社外役員

本当に変革を求められるお客様に
豊富な経験を活かしてチャレンジ・貢献していきたい

PROFILE

株式会社リクルート、デロイト・トーマツ・コンサルティング株式会社などでキャリアを積み、2009年にハーバード大学にて修士号(MPA)を取得。帰国後は日本IBM株式会社にて戦略・市場開発部長およびコンサルティング部門アソシエイト・パートナーを務める。独立後は経営コンサルタント業務に加え、現在は株式会社USEN-NEXT HOLDINGS、株式会社ビジョナリーホールディングスの社外取締役も務める。

非常に相性の良いお客様とのマッチング。
テンポラリーのつもりが数十社のご支援に

私にとって、独立して個人事業主として企業のご支援をさせていただくことは、最初は決して望んだ形ではありませんでした。外資系のコンサルティング部門でキャリアを積んでいましたが、2013年に家族の事情もあって職場を離れざるを得なくなり、一旦休職のつもりでした。しかし、結局そこには戻れずに就職活動を始めたという経緯があります。それから翌年に独立いう形を取らせていただくことになりましたが、当時は「顧問サービス」と呼ばれるサービスの存在自体、全く知らず、フルタイムの仕事を探していたのです。

以前の転職活動では就職先はいつもすぐに決まりましたけれども、この時は私自身の年齢や求めるポジションの高さなどもあったせいかなかなか見つからず、そろそろテンポラリーであっても働いて生活費を稼がなきゃという状態になって登録しに行ったところ、「顧問サービス」のことを提案され、このようなサービスがあることを知るに至りました。またそこで同様のサービスを提供している他社の情報も教えていただいたので、i-commonを含めて数社に登録しました。早速さまざまな案件をご紹介いただき、すぐに複数のお客様のご支援を開始することになりました。

現在は、上場企業2社の社外取締役を務めさせていただいているほか、短期を含む数社のご支援をさせていただいており、コーポレート・アドバイザーに近い役割で活動しています。これまで案件の流入経路は、i-commonを含めたエージェントからが9割、自身の人脈からが1割という感じです。エージェント各社にはそれぞれ特徴がありますが、私見では、i-commonからいただく案件は、お客様との相性が良いものが多いという特徴がありますね。このような仕事には当然スキル・マッチングが一番大切なのですが、これまでの経験から、やはりお客様との相性もかなりの程度を占めているのではないかと思います。例えば、お客様案件のカウンターパートが執行役員・事業本部長クラスの方である場合、カウンターパートのお客様は勿論ですが、i-commonの場合は、更にお客様の先にいらっしゃる経営陣の方々についてもどういう志向(嗜好)性をお持ちなのかまで考慮に入れて顧問をしっかりマッチングされているのではないかと思えるくらい、そこが本当に絶妙なのです。そんな意味合いから、i-commonの方々は私とお客様との相性、今後の関係性を汲み取る能力が高いのではないかと思っています。

実際、i-commonの方には私の得意な分野だけでなく、あまり得意でない分野についても事前に正直にお伝えしてありますのでご理解いただいていると思います。しかし、それを承知の上で、私にあまり経験がない領域であったとしても、「この案件は伊串顧問ならうまくいくんじゃないか」という読みが結構鋭いのです。営業のみなさまの熱心さは勿論、一般に業界や案件のリテラシーも高く、特に、適切で迅速なアフター・フォローにもいつも感謝しています。2015年から今まで、i-commonからご紹介をいただいて実現したご支援は、1回~2回の活動で終わるものも含めれば、40件近くになるかもしれません。そもそもテンポラリーで始めた仕事でしたが、勿論今でも納得のいくフルタイムの仕事があれば戻りたいという気持ちはまだあるものの(笑)、でも今となってはこちらの仕事もできる限り続けていきたいので、副業・兼業できることがフルタイムの仕事の条件になりましたね。

変革を本気で望まれるお客様の挑戦に
これまでとは違った角度からの視点でコンサルを提供

経営コンサルタントとしての仕事は、多くの業種にわたり経験しています。私は自分で可能性に限界を設けてしまうようなことが好きではないので、どんな業界のどんな案件でも、お声がけいただけるものについてはオープンに、まずお話を伺わせていただくという姿勢でいます。

得意な領域は、新規事業戦略、営業・PR・マーケティング戦略およびデジタル・トランスフォーメーション、組織・業務変革、人事改革関連などではありますが、先ほどお伝えしましたように、お受けさせていただく案件の業界は問いません。

最近増えてきている案件は、新規事業戦略の中ではBig Data、IoT、AI関連の戦略構想案件や、FinTechやHR-TechといったX-Tech関連、また、同時に増えてきている組織改革・Diversity案件の中では女性活躍・ダイバーシティ推進、イノベーティブ組織構築支援やワークスタイル改革推進支援、健康経営・ESG/SDGs推進支援、イノベーティブな人事制度改革支援といったところです。

特に、先ほど後半にお伝えしたダイバーシティと働き方改革関連の案件は、2年ほど前からご相談内容として非常に多くなっています。実際お話をお伺いしてみると、そこには、「いろいろやっているけれども、うまくいかない」という共通の課題がしばしば見受けられます。多くの場合、それは、女性のためにと男性が考え、男性がやろうとしていることで、それには限界があることが多いということです。

例えば、「子育てのために休める制度もこんなに厚く整えた。でも実際にはほんの一部の女性が利用しているだけ。休みが取れるのになぜもっと取らない? なぜ女性の社員満足度が上がらない?」といったケースとか。本来的なことを言えば、子育てはなにも女性だけの仕事ではないはずなんですが、いずれにせよ、女性の立場からすれば「そんなにも女性を休ませたいんですか?」と思っちゃいますよね(笑)。

このような状況に対しては、まず受益者と想定している方々、(このケースなら)女性社員の方々に、何がほしいか、どうしてほしいか、どうしてもらえると助かるか、実際に聞いてみたのだろうかと疑問に思います。「女性のためと思われるのでしたら、実際に、受益者となる女性にまず聞いてみてくださいね」と私はお伝えすることにしています。

つまり、このようなケースで最も必要とされていることは、性別を問わず、男性であれ女性であれ、対象となる方々への「仕事との両立支援」なのです。男性だって夫婦一緒に育児しながら子どもの成長を日々見届けるという貴重な体験をしたいでしょうし、あるいは何らかの理由で独りで子どもを育てる必要があるかもしれないですし、また、育児に限らず、今、深刻な社会問題にもなってきている介護についても、女性だけの仕事ではありません。このような様々なライフ・ステージにある方々が、「休む」という選択肢以外にも、寧ろどう「仕事と両立」できるのか、これを支援してくれる制度や仕組みこそ、一番に求められているのではないでしょうか。

このように、これまでお客様企業の中だけでは見えてこなかった外部からの新しい視点、異なる視点から意見やアイデアを率直にお伝えすることが、私がお客様に役立てる点だと自負しております。

ほかにも、「第4次産業革命を迎えたこの新しい時代に当社でも新しいことをやりたい、でも何をしたらよいのか、何から始めてよいのか分からない」といったお客様が多いと感じています。新規事業の案件はもともと数が多いのですが、これらの変革を本当に望まれるマインドを持った企業の経営者の方々と、私のコンサルティングは合うのではないかと考えています。

ご支援中のお客様との関わりの中で最も意識していることは、当然のことながら、お客様のご希望に「現実的」にできるだけ沿えるようにということです。お客様がどれくらいの期間で何を成し遂げなければならないのか、というゴールを明確に確認し、その上でご依頼をいただくので、予算を含めてしっかりヒアリングします。最初の打ち合わせでも、双方の認識にズレはないかしっかりとすり合わせを行います。どう考えても期間的に工数的にも難しい可能性がある、予算的に無理そうだと感じる時には、私のこれまでの経験値に照らし合わせて判断したうえで、お客様には正直にその旨お伝えします。過度な期待を持たれたまま進めてしまっては結局は双方にとってメリットにはなりませんので、ここは正直にご納得いただけるまで会話させていただくことにしています。

そのため、あえて「空気を読まない」というスタンスでいます。わざわざ嫌われに行く必要はないのですが、過度に好かれるために何かを言う必要はないと考えているという意味合いです。自分のこれまでの経験上分かる懸念点やリスクがあれば、お客様にも早めにお伝えします。その場合、ただリスクを伝えるだけではなく、「こういう可能性もあるので、事前にこれこれといったような対策を打っておかれつつ進めていかれるのがよろしいかと考えます」といったように、リスクと対応策をセットでお伝えすることを心がけています。

生き甲斐を見つけられる働き方に出会う。
時間をコントロールしてすき間時間でボランティア活動にも参加

独立して経営コンサルティングの仕事をすることは、決して本意ではなかったと冒頭で言いましたが、今では寧ろ、本当にありがたい、感謝したい状況だと思っています。

会社に属してコンサルタント業務をしている時は、自分のやりたいことは殆ど何もできませんでした。コンサルタント業務の担当エリアも、例えばお客様の業界や規模、またリードする案件領域も決まっていました。しかし今は、全然違う業界の、いろいろな案件をプロジェクト・ベースで紹介していただけます。複数のさまざまな業界の、異なる案件を同時に、短期集中的に、そのお客様のところに行けばそのモードに瞬時に切り替えて、絶えずマルチタスク型にご支援業務ができるという、このような業務スタイル、働き方は、まさに私が最も好むタイプのものであり、「コンサルタント冥利に尽きる」とでも言いましょうか、私には楽しくて仕方ないのです。

しかも、空き時間のコントロールもできるようになり、会社勤め時代では中々自由に行くことができなかった区役所にも行きやすくなりましたし、何よりも、今までやりたかった地域のボランティア活動にも、平日であれ、すき間時間に参加できるようになりました。昔からやってみたいといくつかの分野で興味がありました。特に40代になってからは社会への還元という意味でも、社会・地域貢献に対する意識が一層高まってきていましたので、このような活動を通してまた仕事とは違う人とのご縁をつなげていけることにも喜びを感じています。

これまで「私の天職は一体何なのだろう?」、「私の生き甲斐って何だろう?」と探し求め、もがいてきていたように思いますが、最近になって振り返ってみて、ふと、「こんな毎日の忙しさが、やりたいことで忙しい毎日を送ることが、私の生き甲斐だったのではないか」、「きっとこういうことだったんだ!」とようやく気づいたような気がしています。

このように、私にとって生き甲斐というのは「忙しさであること、必要とされていること、そしてそこに一生懸命チャレンジをすること・し続けること」であると改めて気づくきっかけをいただいたこと、そのような仕事に対する「新しい働き方」を私にご提案いただいたことに、本当に皆さまに心より感謝しています。

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