顧問紹介

福岡 潔

得意分野:
物流

つねに市場の第一線で現場主義を貫く
物流・ロジスティクス・SCMのエキスパート

PROFILE

大学卒業後、1974年にサントリー株式会社(現・サントリーホールディングス株式会社)に入社。物流やSCMに関する業務を担当し、「日本で初めて本国フランスより早くボジョレーヌーボーが飲める」企画を立案し成功させた。サントリーロジスティクス株式会社で取締役経営企画部長を務めた後、2004年に退職。その後、卸売業界、IT業界、機械・製造業業界、食品業界など、複数の企業で物流業務やロジスティクシステムの開発、SCMなどを担当。2018年に個人事業主として独立し、現在は各クライアントの顧問として、複数の企業の物流・ロジスティクス分野の支援を行っている。

徹底した鮮度管理の物流センターを
立ち上げ、120億円のビジネスに育てた

私は1974年にサントリー株式会社(現・サントリーホールディングス株式会社)に入社後、物流やSCM(サプライチェーン・マネジメント)に関する業務を担当。物流・ロジスティクスの分野一筋で仕事をしてきました。SCM本部への在籍時には、サプライチェーンの体制整備によって90億円の在庫削減などの実績を達成。その後、サントリーロジスティクス株式会社の取締役経営企画部長として、新規事業の立ち上げにも尽力しました。また、「世界で最も早くボジョレーヌーボーが飲める」という企画を立て、本国フランスよりも早いタイミングでのボジョレーヌーボーの全国配送を実現したのは思い出深い仕事の一つです。

2004年にサントリー株式会社を退職した後は、エージェントを通じて契約する形で、さまざまな企業の物流・ロジスティクス・SCMに関わる業務をスタートしました。最初にお手伝いしたのが、卸売業界の会社です。食品の卸として鮮度管理を徹底した市場配送センターを立ち上げ、小売・流通業界の大手企業との契約に成功。年間120億円のビジネスに育てました。以来、物流と情報システムをうまく組み合わせることによってイノベーションが実現できると考え、複数の会社で物流やロジスティクスシステムの開発、SCMの構築などの業務に注力してきました。

そうしたキャリアの中で、食品や飲料、生鮮食品、電子部品など幅広い品目の物流を扱い、サプライチェーン全般にわたる経験と知見を蓄積。物流の現場改善から、ロジスティクス・サプライチェーンの構築や効率化にいたるまで、クライアントと協働しながらの支援を行うことができます。また海外との取引業務についても豊富な経験があり、国外での物流支援も可能です。

おかげさまでキャリアが途切れることなく、これまで様々な企業のお手伝いをしてきたなかで、物流業界の会社を2018年1月に退職。本格的に個人事業主として、企業の物流を支援していくための活動を開始しました。i-commonはインターネットで知って登録したのですが、実際に数多くの案件の紹介をいただいて、少し驚くほどです(笑)。培った物流・ロジスティクス・SCMに関する様々な支援案件をいただき満足しています。

何よりも顧問自身が現場の中に入って
行動することが大事

私はコンサルタントではなく、あくまでも顧問という役割であることを意識しています。そこで大事なのは、社員やメンバーの皆さんにノウハウを身につけてもらい、クライアントの中に根付かせていくこと。そのためには、社員に実際に動いてもらうことが欠かせません。そして社員に動いてもらおうと思えば、「まずは自分から動け」というのが私の信条です。企業サイドに立つときは、何より自分が現場の中に入って実践する。そうしたスタンスでなければ、人はなかなか動いてはくれませんから。決して“コンサルタント然”とするのではなく、社員と一緒に現場で行動していくことをつねに大切にしていますね。

いま進行しているi-commonからの紹介企業の案件でも、自ら進んで現場の中に入り、物流の整備とSCMの構築を進めています。契約期間の中で、初期設計から社員に丁寧に説明して、必要な情報を細かく共有。直接の物流部門だけでなく、工場や情報システム部門などあらゆる部署を巻き込む中で、企業全体のロジスティクスの整備と確立に向けた支援を行っています。

私はこれまで、あらゆる業種の物流・ロジスティクスを手掛けてきましたが、その基本はどれであっても変わりません。物流というのは、原材料や製品、商品やサービスを迅速かつ効率的にマーケットに届けることです。それが不十分だと、マーケットに滞りが生じてしまいます。そうならないように、必要なときに必要な物品をタイムリーに届けることが重要。だから物流の原理原則はどのマーケットでも同じで、どんな業種にも同等に対応できなければならないのです。

物流とは、単純にいえば「大仕掛けの道具」。そして、使う道具自体は変わることはない。そうシンプルに考えて設計していくことが大事だと私は思います。加えてサプライチェーンは、商品やサービスをマーケットに届けるための供給連鎖であり、多彩な企業が介在するものです。私自身、メーカーから物流会社、卸会社や情報システム、最後にはホテルのバックヤード業務まで様々な実務を経験してきたことが、いまのSCMのノウハウとなって活きていると感じますね。

「ロジスティクス4.0」などの
新たな知識を深める研鑽を欠かさない

自分自身のキャリアの棚卸は、これまでも折にふれて行ってきました。サントリー時代の30年の間に、物流はもちろん、営業や経営企画、環境分野とポジションが変わっていくなかで、それは「点ではなく面である」という意識でキャリアステップを考えてきたのです。単に物流技術だけでない、企業の各セクションを面でつなげていく意識は、物流やサプライチェーンの構築に欠かせません。その意味でも、定期的に自身のキャリアの棚卸を行うことは、これまでの人生のなかでも積極的に行ってきましたね。

物流・ロジスティクス・SCMの専門家としてのノウハウをいっそう高めるためにも、「インダストリー4.0」や「ロジスティクス4.0」などに象徴される、製造業や物流の創造的革新についての知識を深める研鑽は日々積んでいます。IoTやAIも今後の物流の概念を大きく変える可能性がありますから、セミナーや研修の機会があれば、積極的に足を運ぶようにしています。

そうした環境変化を見るまでもなく、いま物流・ロジスティクスの分野も新たな変革の途上にあると考えられます。時代に取り残されない、アップツーデートをつねに実践できるような仕事をすること。それには、顧問という立場で新しいものを追いかけていくのが最も良いのかな、と今は感じています。そして、会社で座っているだけの顧問ではなく、常に行動する、一緒に動く顧問であるべきだと真剣に思います。お客様の課題を機敏に把握しながら、同じ目線に立って協働できる専門家として、これからも精力的に現場の支援を続けていきます。

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